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2014年4月28日 (月)

子どもの貧困

思わず、NHKあさいちに見入りました。

テーマは「子どもの貧困」。

日本学生支援機構の奨学金の返済の大変さも取り上げられていました。

「子どもの貧困」については、かながわ女性センター「江の島塾」で「女性の貧困」がテーマだった年に同時に学びましたが、公的機関で「貧困」という文字を使うことができたのは、とても画期的なことなのでした。

その数年前は「貧困」という言葉を使うことができなかったとか。日本国内に貧困があることを国が認めていないと言うことが理由です。テーマは「格差」となっていました。

私自身、私が子どもの頃には、保護者が出稼ぎに行ったり、中卒で就職する兄姉を持つクラスメイトがいたので、「貧困」という言葉こそ使いませんでしたが、生活が楽ではない家があることは感じていました。わが家は、食べることにこそ事欠きませんでしたが、子どもの習い事は、ひとりひとつまでというルールが設けられ、あこがれていたバレエを習うことはできませんでした。大好きな本も、買ってもらえるのは、雑誌が月に3冊。学校で購入する「科学」と「学習」と、あと1冊です。父が転勤族だったため、荷物を増やさないという理由もあり、書籍は月に1冊まで。雑誌は捨てられても、表紙の固い本は大事に持ち続ける前提でした。年代的には、高度経済成長の終わり、オイルショックの後となるでしょうか。

それが、バブルの頃から、まわりにお金に困る人を見かけることはなくなり、日本国中の人がリッチになったように思っていた気がします。横浜や新宿の地下街で寝ている人を見かけると、それは、とても特殊な人、自分とは違う世界の人と認識していたようにも思います。

江の島塾で、そうではない、貧困がなくなったことは決してなかったのだと知ったとき、身近な存在を知らない、知ろうしてこなかった自分に、ため息が出たのでした。

今、高校生や保護者を対象に、奨学金と教育ローンの仕組みや利用方法についてお伝えする機会が増えています。

借りすぎないこと、数十年にわたる生活設計を親子で立てようとお話しします。この数年、続けて呼んでくださる高校では、参加者が毎年増えています。先生方の声かけもあるでしょうし、先輩保護者からの申し送りもあるのでしょう。保護者達は熱心に聴いてくれますし、セミナー後の質問の列も増えています。

貸与型の奨学金、教育ローンの仕組みを利用前に知っておけば、知らないうちに借りすぎることはありません。学業に使うお金なので、「借りる」ことに対する心理的なハードルは下がりがちです。借りてでも勉強し、学歴を手に入れる価値は否定しません。学ぶことで開ける未来は絶対にあると信じています。でも、返済の義務を果たすことの大変さを想像せずに利用するのは、無謀にもほどがあります。

無償で学べる機会をもっと増やすべきだと思っています。けれど、今すぐ改善するアテはないのですから、現実に即した方法をぜひ知ってもらいたい!

5月・6月は、学校行事にあわせて進学費用セミナーを開催する学校が多くなります。ゴールデンウィーク中は、その準備です。

国の教育ローンは、少し制度に変更がありました。資料を修正しませんとね。

大学受験を控えて最後の部活に精を出す次男、高校に入ってまだペースがつかめず疲れた顔をしている三男がいるので、遠出の予定は一切無し。唯一、長男ファミリーと食事することが、GWの予定です。

ですので、仕事に使える時間はたっぷり。初夏の大掃除をしながら、合間に机に向かいましょう~!

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