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2014年8月28日 (木)

奨学金の無利子枠が増えるらしい

報道によると、文部科学省は無利子の奨学金の枠を3万人分増やすらしい。

これは、何を意味するのでしょう。

大学や専門学校で、お金の心配をせずに学ぶ機会をもてる学生が3万人も増える・・・と思われますか?

答えは、×

「無利子」は、大学や専門学校を卒業してから返済するお金に利息が付かない、というだけの話ですから、個人のお財布から考えると、実はたいした変化は望めないと私には思えてなりません。

「有利子」は、返済が大変!!という声が聞こえますが、では、その利息の額はいったいどれくらいなのかという数字や金利を掲げて批判している記事は、ほとんどお目にかかりません。

利息を付けてもいいとい考えているわけでは、ありませんよ。

無利子どころか、無料で学べる方がいいくらいに思っています。

つまり、利息がつくかつかないかの違いで論じるのではなく、「貸与型」「給付型」で考えるべきなのです。

文部科学省の発表は、日本学生支援機構の奨学金の話でしょう。

とすると、利息が付くタイプの第二種の金利は、最大で1年あたり3%。

通常の返済では、最長20年間かけて返しますから、たしかに3%の借金を20年間持ち続けるのは楽なことではありません。

ただ、今の金利(今年の3月に卒業した=貸与終了した学生)は、利率固定方式で0.82%。利率見直し方式では0.2%です。

利率見直し方式、住宅ローンでいうところの変動方式ですね。

こちらは、、平成20年11月に貸与終了した人から今年の7月まで、1%を超えたことはありません。

金利云々よりは、元金の返済額の方が、よほど負担が大きいのです。

無利子枠が増えた、と喜ぶのではなく、保護者としてはそもそも借りずにすむ資金プランが大切ですし、子ども自身は給付型に該当するくらいの学力を持つことが必要です。

我が身を振り返れば、どちらも簡単ではないと理解していますが・・・

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