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2015年5月 7日 (木)

NHK時事公論感想

昨夜(5月6日24:00-、5月7日0:00-)のNHK時事公論は「待ったなし!子どもの貧困対策」でした。

子どもの貧困がメディアで取り上げられる機会が増えている印象です。日本に貧困なんて存在しない、だから貧困率の調査はしないとしていた数年前とは天と地の差があります。

とても大切なことだから、どんどん取り上げてもらいたいと思う一方で、疑問もあります。

「貧困」という言葉に、貧困に該当している人が、本当に反応するのか? ということ。

教育資金の相談を受けていると、貧困世帯の可能性あるなぁと思われる保護者・生徒にも会いますが、「苦しい」けれど「貧困」だと思っている様子はありません。

「絶対的貧困」と「相対的貧困」のうち、「絶対的貧困」ではないから、ではないかと私は思っています。

貧困の定義や概念なんて、学校では習わなかったし、マスコミでも取り上げては来ませんでした。

今、あなたはそうかもしれませんよ、と言われて、はい、そうですと理解するのって、なんだかなぁ・・・でしょう。

奨学金制度も同様です。有利子がけしからん、と言われることがありますが、日本学生支援機構の有利子型の年利は、昨年3月に卒業した(厳密に言えば貸与修了した)学生で利率固定方式0.63%、利率見直し方式0.1%です。

無利子に比べれば返済額は当然大きくなりますが、利息があるから返済が大変というのは言い過ぎではないでしょうか。

無担保でお金を貸してもらえて、利率には3%という上限があって、現在は限りなく0%に近い金利なのですから、利息分が負担なのではなく、借りた元本そのものの返済が大変なはずです。

無利子の奨学金の拡充以上に、給付型の奨学金制度の充実が必要です。

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